今月は狂犬病予防接種のシーズンで
役所からも「愛犬家の皆様へ」の案内状が届きました
法令遵守の我が家ですから(笑)
真央も5日に済ませてきました
蓮岡動物病院の待合室で ↓

別に怖がったり 嫌がったりはしない真央ッチ
ただ単に「VIVIちゃんちのCAFE」に行きたいだけ ↓

で
今日は 狂犬病についてのことを
「狂犬」という言葉が最初に出てくるのは
八世紀半ばの「養老令」に
「それ狂犬(たぶれいぬ)あらば、所在殺すことを聴(ゆる)せ」
という規定があります
ここで言う狂犬(たぶれいぬ)とは「狂犬病」の狂犬か
ただ単に性悪の犬かは分かりません
我が国のご先祖様たちは
なんでも たいがい書いて残してくれていますが
古代・中世を通じて
「狂犬病」の発生を推測させる史料は無いそうです
近世も江戸時代の中期 「翁草」という見聞記に
享保17年(1732)
西国から流行り出したと書かれているのが
最初に見られる「狂犬病」の史料だそうです
元文元年(1736)には
「狂犬咬傷治方」という本も 著されています
以後も流行 沈静を繰り返し「対策は犬を殺すのみ」でした
幕末・明治には外国の文物がたくさん入り
犬も例外ではありません
多くの外国犬が流入して「狂犬病」の脅威が増します
オオカミも「狂犬病」だけが原因ではないのですが
明治の末期には絶滅します
フランスのパストゥールが
「狂犬病ワクチン」を人間に試したのが1885年で
日本で「狂犬病予防法」が公布されたのが
昭和25年(1950)です
それで「狂犬病予防注射」が義務付けされて
昭和31年の6頭を最後に発生はありません
(外国旅行で感染した人はいます)
小生 昭和31・2年ごろに 近所の犬に「お尻」を咬まれて
たいへんビビッたことがありました
子供でも まだまだ狂犬病の恐ろしさを理解していた時代だったんですね
ながながと
しょーもない記事で
ゴメンあそばせませ
予防注射も済ませて
久宝寺緑地公園に寄りました ↓

次は混合ワクチンですne
参考文献:谷口研語「犬の日本史」PHP研究所刊
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